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ようこそ、いろりやへ
店主ごあいさつ
いろりや公式ホームページへ、ようこそ。
私達いろりやは、家族・親族で店舗を運営している田舎の小さなうどん屋です。小さなお店ですが、だからこそ顔が見えるおもてなしにこだわりたいと考えています。地元のお客さまには毎日の味プラスアルファの驚きを、遠方からのお客さまには幡多地域をまるごと楽しんでいただける工夫を。この街が好きで地元の恵みを受け継いできた私たちならではの提案を、たっぷりご用意してお待ちしています。
うどん一筋40年。41年目の新たなスタート
いろりやは2018年10月10日に、うどん屋創業40周年を迎えることができました。
これもひとえに、お店に足を運んでくださったお客さま、よいものを納品してくださったお取引先さま、あたたかい目で見守ってくださった地元の皆さま、いろりやで働いてくださった従業員・アルバイトの皆さんと、数え切れないくらい多くの方々に支えていただいたおかげです。本当に、ありがとうございます。従業員一同、心より深く御礼申し上げる次第です。
そして、41年目も1年目と変わらない気持ちで精進し、さまざまなことに挑戦して参りたいと思います。どうか、引き続きのご利用・ご愛顧をお願い申し上げます。
いろりやの歩み
- 1978年10月10日
- 店主の周治 輝峰(しゅうじ てるみね)が<カメラのキタムラ>を脱サラ。妻の八重と共に、四万十市(旧中村市)右山にセルフサービスのうどんや <サヌキヤ> を開店。店主が麺打ち、おかみがダシづくり、店主の母勝代(かつよ)が天ぷらを担当。当初は、岡山を本店とするフランチャイズの契約フランチャイジーでした。
- 1983年
- <サヌキヤ>のフランチャイズを脱退。以降、高知らしさ、幡多地域を活かしたオリジナリティあるうどんづくりを模索する。
- 1984年
- ある日、『水を飲ませて欲しい』 と年老いたお遍路さんが突如、店先に表れる。お遍路さんから弘法大師の言葉と称して、意味不明の色紙をいただく。不思議なことにお遍路さんが去った直後、『うどんは水が命』 のインスピレーションを得る。その後、暇を見つけては地元四万十川流域をめぐり、おいしい水を捜し求めるようになる。
- 1986年4月
- <サヌキヤ> の経営権を知人に譲渡。その後も同店は、中村駅前の同じ場所、同じ経営者のもと営業を続けています。
- 1986年8月8日
- 幡多郡黒潮町(旧大方町)入野に <いろりや>を開店。当時県下でも珍しかった30台あまりの駐車場を完備する大型郊外店として、本格的なうどん専門店を目指して、新たなスタートをきる。
- 1988年
- 本四架橋の瀬戸大橋が開通したこともあって、この頃にお客様の数がピークに。多忙な日々が続き、店主がストレスにより体調を崩す。心のやすらぎとうまい水を求めて四万十川流域へ通う日々が続く。
- 1989年
- ある日、夢でみた景色と同じ源流の風景に、旧西土佐村藤の川地区で出会う。背後にブナ原生林と霊山を抱き、UFO目撃談もあるような場所に惚れ込み、水を汲むために片道1時間半の距離を足繁く通う日々が続く。
- 1989 年
- 日本で初めて、<四万十川の青のり入りうどん>を製造。乾麺タイプのお持ち帰り用うどんを、いろりや店内にて販売開始。ほか、<ゆず入りうどん>や<有精卵入りうどん>等も製造販売。
- 1990年
- 隣町から毎日、水を汲みに来ていることが藤の川地区の人々の間で噂となる。このことをきっかけに、地域の雇用創出と活性化を柱とするうどん工場設立の話が持ち上がり、その後、いろりや、地域住民、行政の三者でスクラムが組まれる。
- 1991年
- 旧西土佐村藤の川地区に <四万十の里 うどん工房 麦屋> の工場を落成。国産小麦、天然塩、四万十川の伏流水を用いた本格冷凍麺の製造をスタート。四万十川の青のりを練りこんだオリジナルうどん等の開発に取り組む。
- 1993年
- 当時の県知事橋本大二郎氏の発案による(株)高知県商品計画機構を通して、伊勢丹、阪急、大丸、そごう、近鉄、松屋等の大手百貨店との取引を開始。<麦屋ブランド>のうどんとして、お中元、お歳暮など多くのお客様にご利用いただく。
- 1995年3月
- 阪神大震災後の神戸市灘区内にて、うどん5,000食を持参して炊き出しボランティアを行う。いろりやと麦屋 から6名、(株)高知県商品計画機構から数名が現地入り。
- 1997年4月
- いろりや黒潮本店をタイル貼りの床から、靴を脱いでお上がりいただく床板張りの形式に改装。各テーブルはいろり台と掘りごたつに変更される。
- 1997年4月
- 文藝春秋(1997年4月特別号)のPeople/達人に、取材記事と写真が掲載される。
- 2000年
- 素材へのこだわり過ぎによる利益の圧迫、百貨店の売上げ減少、直販取り組みへの出遅れ等もあり、<麦屋>の事業経営を軌道に乗せきれず赤字が続く。結果、いろりやは <麦屋>の経営から撤退を決断し、地元の若い起業家に経営権を譲渡。その後、 新しい<麦屋>は経営を持ち直し、現在も順調に成長を続けています。
- 2000年
- 北海道HTBの人気番組「水曜どうでしょう−四国八十八ヵ所II」で取り上げられる(詳細>>)
- 2002年
- いろりや黒潮本店裏手の工房スペースを <集々亭(つれづれてい)> と名付けて開放。年数回のペースで、さまざまなアーティストのミニコンサート等のイベントを開催。地元の人々との交流や文化貢献の一助にと、現在もアットホームな空間の提供を継続中。過去、<いろりや/集々亭> で演奏いただいたアーティストの方々の一部を、以下にご紹介(※あかさたな順)。
今井とうたさん
小沼ようすけさん
on ami(voiceTOMOさん/山本優一郎さん)さん
辻幹雄さん
中山英二さん
binshoさん
堀秀彰さん - 2002年3月
- いろりや黒潮本店内にて、富士火災海上保険株式会社様(現AIG損害保険株式会社)のCM撮影が行われる。撮影スタッフのみなさま数十名と一緒に主演男優の高橋英樹さんもご来店され、撮影の合間にうどんをお召し上がりいただく。
- 2002年4月
- 北海道HTBの人気番組「水曜どうでしょう−四国八十八ヵ所III」で取り上げられる(詳細>>)
- 2008年4月
- 高齢のお客様等への配慮もあって、ほりごたつ席からテーブル席へ全面改装。シンボルの大いろりは、そのままの形式で残しており現在も利用可能です。その後、高知県内の飲食店第一号として店内完全禁煙に踏み切る。
- 2009年5月
- www.iroriya.jpにて、公式ホームページを開設。
- 2009年10月、11月
- 創業31周年を記念し、キャンペーンを実施。
<31周年記念#1>うどん大盛31円キャンペーン!!(通常105円)
<31周年記念#2>次回50円返金クーポン・プレゼント!!
<31周年記念#3>楽しんでくだ31(さい)コンサート - 2009年12月
- shop.iroriya.jpにて、インターネット通販を開始。
- 2010年5月
- 「いろりやの宗田節だし醤油」を発売開始。
- 2010年8月
- 「いろりやのだし醤油(詰め替え用)」を発売開始。
- 2013年5月
- 北海道HTBの人気番組「おにぎりあたためますか」の番組スタッフご一行が来店。放送は同年10月(詳細>>)
- 2015年12月
- 「土佐の秘伝だし粉末」を発売開始。
- 2018年10月
- 創業40周年を迎える。
- 2019年6月
- 公式ホームページとインターネット通販を統合(https://www.iroriya.jp)。